みなさんこんにちは
江東区 亀戸西大島 美容室
がんサバイバー美容師 相澤です。
本日は、現在化学治療中のAyuさんと、ふくりび医療用ウィッグのご紹介です。
これから治療を開始される方、美容師さんに知っておいて欲しい内容になっております。
目次
抗がん剤の副作用による脱毛の様子
抗がん剤の投与が始まると、およそ2週間で一気に脱毛が始まります。(全ての抗がん剤がそうではありません)
AYUさんは、事前にショートカットにプレパネーションカットをさせていただきました。
プレパネーションカットって?↓
https://aizawaship.amebaownd.com/posts/694103?categoryIds=68911
事前にショート以上ボブ未満にカットしておかないと、シャンプー時に絡まってお団子になってしまいます。
ちなみにボウズは落ちた毛がチクチクとし、処理も大変なのである程度の長さは残します。
今回は、Ayuさんのご好意で「同じ病気や美容師さんのためになるなら^^」ということで、写真を撮らせていただきました。
↑通常つるんと無くなってしまうことは少なく
↑このようにマバラに脱毛していきます。
↑Ayuさんは、髪の毛が残っている方ですが、残念ながらヘアースタイルとしては成り立たないのが抗がん剤による脱毛です。
ふくりび人毛医療用ウィッグ
今回Ayuさんに試着していただき選んでいただいたのは、
ふくりび人毛医療用ウィッグ
ふくりび↓
NPO法人ふくりびが販売している、人毛100%ウィッグです。
僕は、元の毛量が多い方にオススメしております。
Ayuさんもふくりびウィッグが一番しっくりきました。
↑試着したイメージです。
ここから後れ毛をカットで作って行き、、、
↑ミディアムなレイヤースタイルにカットさせていただきました。
治療期間に飽きてきたらショートにする予定です。
抗がん剤の副作用 Ayuさんの場合
Ayuさんは血液検査で肝炎の疑いが出てしまい、吐き気どめが使えません。
やはり副作用は辛かったようで、何を食べても気持ち悪い状態で寝込んでしまったそう。
ウィッグカットのご予約も一度キャンセルなさいました。
対して吐き気止めを上手く使える方は、「思ったより平気」とおっしゃる方も多いです。
投与後数日ダウン、その後は平気のようです。髪や爪にダメージは出てきます。
味覚が変わる方多いですが、意外と良く聞くのが「杏仁豆腐」ツルッと爽やかな喉越しと甘さが、不快感を癒してくれるそうです。
つらい方は是非試してみてください。
Ayuさんのウィッグは、、、、
↑なんとお子様達からのプレゼント!!
笑顔で封筒を出したAyuさんの顔が印象的でした。
辛い闘病の中に心温まるエピソード。
僕がこの仕事を続ける理由です。
動画でもご覧ください
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まとめ
・抗がん剤治療開始から2週間ほどで、一気に脱毛が始まる。
・イメージである、つるつるげーげーになってしまう方は少ない。(個人差があります)
・ふくりび医療用ウィッグは、地毛の髪の量が多い方に時にオススメです。
今回はAyuさんとふくりびウィッグのご紹介でした。
写真を快く提供してくださったayuさん ありがとうございました!!
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