みなさんこんばんは
江東区亀戸 がんサバイバー美容室
ワンズプレイス相澤です。
みなさんは、癌(がん)って聞いて何を連想しますか?
今回は、この度の再発を経て僕がどう思いどう行動したかを書いていこうと思います。
同じく、ご家族やご自身が罹患した時の参考になればと思います。
がん再発の告知を受けて
僕の場合は、頭が真っ白になりました。
がんは部位にもよりますが、5年経てばとりあえずの区切りを迎えます。
僕の場合は5年目の出来事でした。
「あーやっぱりダメだったんだ、、、。しかもリンパ節に転移か、、、、。もう死ぬんだな。」
先生「5年経っての再発は大変珍しいです。治療としては、お若いので手術を勧めます。これは取ってしまえばという見解です。」
「首をまた切るのか〜。今でも突っ張った感じが凄いし、もう辛いよ、、、。なんでこんな目に合わないといけないんだろ、、、。お店も順調だし、子供もこれからお金がかかるんだよ。。。。」
がんという病気は、強烈に<死>を連想させるのです。
家族と今後についてよく話しました
またがん治療をはじめることにあたり、嫁と話しました。
今後は今まで通り働けるか分からないこと。
嫁は2月に実父を亡くしたばかり。そこでこの告知です。
一緒に老人になれないかもしれないこと。
贅沢はさせてあげられないだろうこと。
マイナスの言葉ばかりです。
この時の僕達の気持ちは、恐怖と絶望です。
それでも治療に立ち向かおうと思えたのは、家族と待ってくれている沢山のお客様達への感謝の気持ちでした。
お客様達に相談しました
ここはワンズプレイスです。
がんサバイバーのお客様が沢山いらっしゃいます
先ずは経験者のお客様に相談してみます。するとみなさん元気づけてくれるんですよね
「なに〜相澤ちゃん ビビってるの?」
「大丈夫大丈夫!」
「相澤君、、、これってビジネスチャンスじゃない?」
僕はまだ闘える(がんと共存できる)体力も若さもある。
素敵なお客様達のおかげで、心が少し落ち着きはじめました。
死について考える
次に僕が考えたのは、死ぬということに考えることでした。
普通に生きている僕たちは、死というものが遠ざけられてますよね?そんなこと忘れているわけです。
夜寝て朝起きれば、全ての人が死に向かって1日進んだわけなのですが。
お釈迦様は生きることには苦しみしかないと説いています。生老病死。この四苦から逃れるために修行に出るんですね。
生きて老いて病んで死ぬ
これは自分ではどうにもならないことです。
10年なんてあっという間に過ぎてしまう僕たちは、10年後も同じように笑っている可能性は少ないわけです。
突き詰めていくと、そもそも生まれてないんだから死ぬ訳でもなくて、元に戻るだけ。
なんだかホッとした自分がいました。
それでも死ぬのは漠然としていて怖いですけどね。
そんな死にまつわる本を(宗教、哲学、スピリチュアル)何冊も読み漁る僕を見て、家族は心配になっておりました。
サイコオンコロジー 腫瘍精神科
その頃僕は一冊の本に出会います。
たまたま目を通したら、今の僕に凄く響く言葉が沢山載っていました。
先ず「がんはメンタルの病気」だということ。
がん細胞自体は痛みを起こしたりするものではなく、高血圧や糖尿病などの慢性疾患と同じ。
良い状態をキープすることを目標にする。
ステージ4なんてぶっ飛ばせ!!
2人に1人ががんになる時代。でも亡くなるのは3人に1人。マスコミのニュースに踊らせられないこと。
僕たち生きるものは全員致死率100%。
命尽きるまで、どう生きるかが大切。
患者さん達とのお話で綴られます。
嫁「最近その人の本ばっかり読んでるね〜」
僕「精神腫瘍科っていうのがあるんだね。ずっと再発転移に怯えてた5年間だったからね」
嫁「へー その先生に会いに行ってみようよ!電話しておくね〜」
https://psycho-oncology-clinic.com/
↑保坂先生のクリニックに足を運ぶことになりました!!
続く
術後5日目の様子
首からいれているドレーン
この排液に脂肪分がふくまれていると、感染を起こす可能性や傷の治りが悪くなるらしいのです。
そして、術後2日目にして食事を止められて
↑点滴と医療用リンゴジュースになったわけですが、、、、
↑隠れてめっちゃ食ってたグミとミンティア。
脂質入ってるやんけーーー!!!ダメやんけーーー!!!
というわけで、みなさんも入院中は出された以外のものは口にしないように。
↑今日も水分のみで日光に当たります。頭から酸素がでます(光合成)
セイリュー君ありがとう
それではまたー
コメントを残す