抗がん剤に殺される 抗がん剤は毒だ 経験してわかったこと 味覚障害と胃ろう 倦怠感 放射線併用 頭頸部がん

みなさんこんにちは

江東区亀戸美容室ワンズプレイス

今日も病床からお送りいたします。

 

治療も放射線が21回(全33回)抗がん剤2回(全3回)が終わり、残り三分の一まで来ました。

今回のブログは、ここまでで感じたことを書いていこうと思います。

 

「抗がん剤は毒だ」「抗がん剤に殺される」について

 

強烈なタイトルですが、ネットや本屋さんでよく見かけるこの見出し。

実際に僕が経験した感想でいうと

 

↑通常は治療や手術をすることで、徐々に良くなって行きます。

これは日々回復も感じられるし、気持ちも開き治って行きますね。

 

しかし、抗がん剤や放射線治療の場合は、

↑どんどんダメージが蓄積されて行きます。

入院が長引くごとにボロボロになってきました。これには心も折れてしまいそうに。

 そうです。これが“がんの治療”なのです。

 

抗がん剤は、活発に分裂する細胞を壊す(止める)ために、正常な細胞ごと攻撃するのです。

まさに毒をもって、毒を制す。

吐き気などは、吐き気止めによって抑えられるのでゲーゲーなることはありませんが、舌の細胞への味覚障害からの食欲不振。髪、皮膚、神経への攻撃は、高齢の方にはとても辛い治療だと思います。

物凄い倦怠感も来ます。

これを間近で見ている人は<抗がん剤のせいでどんどん弱っていってしまった>

と、とらえられてしまうと思います。これが抗がん剤に殺されるという言葉になったと思います。

 

もちろん楽な治療があればよいですが、医療はどんどん進化して癌と共存をしていく時代になってきています。

 

味覚障害から胃ろうへ

ここに来て、放射線と抗がん剤のダブルパンチで一切の味覚がわからなくなりました。

いやぁ〜 これは辛い。ここまで辛いものだとは、、、

嗅覚はあるんです。

つまりニオイはしてお腹はすくのに、クチに入れると全く味が無い。

それどころか、下と喉が炎症を起こしザラザラですので、ゼリーを食べても短い毛が生えている感じがして、

鳥肌が立ち、脳が口から出せと指令を送って来ます。

食事は、旨味と塩味。

果物やスイーツは、甘みと酸味。複雑にからみあって味を構成しているんですね。

 

食べられなくなり体重はマイナス2キロ。

気がつけば入院から1ヶ月でマイナス5キロ。

これ以上痩せては体力が無くなってしまう。

発想の転換が必要でした。せっかく作った胃ろうをフル活用して元気になっちゃおう!!ということで

↑毎食ごとにこのようなセットに

 

↑このような高カロリーの栄養食を

 

↑セッティングして

 

↑LOVE!

 

↑チュウ!!

 

↑ニュウ!!!

お腹から直接飲む感覚は、、、、

全く何も感じません。笑

でもゲップすると味が上がって来ます。地味に辛い。

 

↑ご馳走さましたら、チューブを綺麗にしてお終い。

何気なくクチから味わえて食べられたことがどれだけ幸せか。

今は“イカの塩辛と白いご飯”それを夢見て早く回復するように祈ります。

 

相澤氏 お薬を間違えて怒られる

入院中はお薬が増えてしまうもの。

ある日、似たような肝臓のお薬を

↑間違って2錠飲んじゃった。

そして、看護師さん達は焦るわけです。

しかも今は5月。新人さんが担当の時にやらかしたもんだからさあ大変。

先輩達も巻き込んでプチ騒動です。

 

明らかに自分より若い看護師さん達に囲まれて、怒られる相澤氏。

なんだかちょっと嬉しそう。

 

本人曰く、「普段怒られることがないから気持ちいい」そうです。

↑お馬鹿(バカ)ですね。相澤さん

そしてお薬は全て取り上げられました。

 

病床でも勉強中!!

 

お待たせしてしまっているお客様達には浮気をお願いしているのですが、

日々、ヘアカラー で失敗したご相談をいただいております。

↑色が黒く沈んでしまったり

 

↑ブリーチで思うような色にならなかった。など。

この辺りは、僕が普段の営業で意識していた毛先の透明感へのこだわりなのです。

営業を再開した暁には、修正させていただくのはもちろんですが、更に

 

 

↑ヘアキャンプなどのサイトで、病院にいながら有名美容室のセミナーを受講し

 

 

↑ヘアカラーへの理解を深めております。

 

白髪染めを使わないで白髪を染めて、ダメージを抑え透明感のある仕上がりに。

久しぶりに刺激を受けて、早くみなさんの髪を染めたくなりました。

 

 

退院後もしばらく胃ろう生活になりそうなので、食事をどうするかですが

退院後の予定が決まり次第告知いたします。

それではみなさんごきげんよう!!

 

 

 

3 件のコメント

  • 初めまして私は2019年舌癌からの半年後にリンパ転移でがん治療のフルセットを経験しました。
    舌切っただけで助かったと思ったら再発です。
    手術前に種類は違いますが相澤さんのブログを見て為になりました。
    今回も切り取ったら終わりと思ったら、結果が悪く追加の化学療法です。
    シスプラチン3クールで毛が抜けると思い帽子を買ったのですが全く抜けなかったです。
    シスプラチンでの耳鳴りは残念ながら永久的だそうです 耳の蝸牛に残留するそうです。
    私は耳鳴りと高音が聞こえずらくなりました。
    新婚で精子も少なくなるので凍結もしました。
    放射線も30回致しました 最初は余裕かましてたんですが口内炎、味覚障害、唾液も出ないやらで
    食欲すら湧かず体重は17キロ痩せました。とろみ粥しか口にできませんでした。
    キシロカインと言う うがいの麻酔お勧めです。
    唾液はだんだん粘っこくなって溢れてきますが次第にそれも出なくなると思います。
    臭みやらエグみに敏感になり最後は何を食べても何喰てんだかわからなくなります。
    痛みに耐えれないときは医療麻薬がお勧めですロキソニンより安全な薬です。
    看護師に良く槇原下さいと言ってました。

    化学療法終わって退院し二カ月経ちますが 味覚は10が最高値だとすると6で唾液は戻る気すら感じません。
    私の職業は調理師なのでかなりのハンディを背負うことになりました。
    諦めたり辞めてやると悲観的になってたのを嫁に励まされ、前向きになって幸せにさしてやらないと思いました。
    命が助かったけど後悔というか職業柄もっと美味いもの物沢山食べてから放射線したかったです。
    10まで戻らないし あの時美味しかった味は記憶でしか判らないのですから。
    なってみて初めて判りました当たり前だった事が当たり前じゃ無くなる事に。

    • 智さん
      コメントありがとうございます。
      この治療は本当に辛いですよね。

      しかも調理師さんとは、、、、
      口内炎や傷のツッパリ、火傷よりも
      味覚障害が一番辛いですね。
      胃ろうを使ってなんとかマイナス6キロでとどめております。

      本当に普通に食べられることが、どれだけ幸せなことか。

      同じ治療をしてきた先輩に聞くと、味覚は戻るけど10ではなく、唾液は戻らない。辛いものがダメとの意見をよく聞きます。
      半年かかった、2年かかったという方もいました。
      気長に回復をまつしかないようですね。
      智さんの舌ように、僕も長時間腕を上げていられなくなりました。可動域もおかしいです。
      お互いハンデを追った同志、頑張りましょうね〜

  • ワッキーさんのツイートから来ました。
    僕も昨年の2月に中咽頭がんを発症し、5月に治療が終了して1年になります。
    放射線35回、シスプラチン3回の投与でした。

    味覚障害が辛いですよね。一時期は何を食べても苦味と酸味しか感じられずに食欲が大幅に減少し、体重も12kg減少しました。
    1年経過してだいぶ回復してきましたが、まだ甘味を感じることができません。

    自分のことばかり話してすいません。
    相澤さまの無事の退院と早期の回復を願ってます。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    東京下町美容師。歴24年。 4年前に中咽頭がんに罹患。手術を経て現在経過観察中。 以来、がんの方、脱毛症の方をサポートする活動をしております。 生涯にわたってかかわれる美容師になる。髪を通じて笑顔になってもらいたい。そんな思いで日々過ごしております。