中咽頭癌 放射線化学療法 治療終了 退院決定 そして麻薬へ 副作用と後遺症 口内炎 皮膚炎 耳鳴り 江東区 亀戸 美容室 ワンズプレイス

 

みなさんこんにちは

病床からのブログも今回が最後です。

抗がん剤3クール 放射線33回の照射を終え

ついに退院の日が決定いたしました。

最終的な身体の状態をまとめておきたいと思います。

僕の知り合いやブログに寄せられた、同じ治療をされた方達の声もまとめておきます。

 

シスプラチン(抗がん剤)3クールのダメージ

 

薬の影響というものは、あくまでも個人差があるようです。

同じ治療をされている方でも、大丈夫だよ〜っていう方もいれば、ダウンしてしまう方もいます。

僕の場合は、抗がん剤を投与してから1週間は、吐き気とダルさでダウンしておりました。

吐き気があると食欲もでないので、痩せていく状態。そこを胃ろうを使い踏み止まるワケです。

体重は、マイナス7キロで踏みとどまっております。

 

現在は抗がん剤の吐き気や倦怠感も抜け、

 

↑爪の色素沈着と、軽度の耳の難聴が残りました。

高音(体温計のピピ音)が聞き取りづらい、左耳がこもったような感じがします。

耳の後遺症に関しては、永続的のようですね。

仕事に差し支えるようでしたら、集音器の購入を検討します。

 

放射線の後遺症

↑完全に皮膚炎火傷状態です。

内側から限界量の放射線を当てて火傷させた状態。

 

↑余談ではありますが、ヒゲはほとんどなくなりました。髪の毛は完全に脱毛することはないようです。

ケノン(家庭用脱毛器)より強力ですね。(当たり前)

 

表皮がこの状態ですので、当然口の中も

↑口内炎を超えて

 

 

↑潰瘍状態へ。

 

舌の付け根からノドにかけて、激痛が走ります。

 

 

↑このくらいの小さいゼリーが、痛すぎて飲み込めないのです。冷や汗が吹きでます。

 

↑そこで使用するのが、キシロカイン(麻酔)入りのうがい薬。

これで口の中を麻痺させて一気に食事を流しこみます。

 

その間わずか3分。それくらいしか麻酔がもたないのです。

口から飲み込まないと嚥下機能が衰えてしまうため、このような荒業をしております。

↑時間短縮のため、チューブで押し込むタイプの栄養剤も使用。(胃ろうpeg)

そしてついに、痛みを抑えるために医療用麻薬を使用するようになりました。

当然、味覚はまだ戻りませんが、痛みでそれどころの状態ではないのです。

 

医療用麻薬 オキノームを使ってみて

↑実際に麻薬を使うことになりました。

昔のモルヒネのように使うごとに廃人のようになるのではないか、、、?そんな心配をしていましたが、

飲んだ瞬間から、スーッと痛みが引いていきました。

即効性があり、長時間持続はしないそう。

痛みがなくなると人ってテンション高くなりますよね。

鎮痛剤中毒になるスポーツ選手などがいるのもうなずけます。

しかし、少したつと眠気がおそって来て寝てしまいました。

昨晩は寝る前と夜中に痛みで目が覚めた時に使いました。

「寝るために使うと依存します。必ず痛い時にだけ使ってください。それから子供や他の方の手に触れられるところで保管しないように!!」

やはりとても強い薬なのですね。

 

この治療の経験者の方の体験談。

ここでは、頸部の放射線化学治療を経験した方からいただいたコメントをまとめておきます。

同じ治療をされる方の参考になればと思います。

 

・退院後なんとなく味がわかって来て、半年〜一年でほぼ完全に戻りました。ワサビなどはとても痛く感じますので注意してください。(舌がん・女性)

・半年くらいかな〜徐々に味覚は戻りました。もうすぐ一年ですけど唾液の方はまだで、口腔内乾燥は続いています。治ると信じて頑張りましょうね。(舌がん・女性)

・治療終了後1〜2ヶ月半ほどで、おおよその味覚は元に戻りました。最初に塩味、酸味、最後の最後に甘味が戻りました。治療前まで平気だった辛味(唐辛子や胡椒など)で汗をかくようになり、辛いものが苦手に。治療後5年ですが唾液は治らずリカルデントガムは必須です。(中咽頭がん・男性)

・放射線が終わって1〜2ヶ月かな〜少しづつ戻ったんだけど、今でも完全には戻らなくて(治療後10年)、柑橘類なんかは痛くてダメ。なにより美味い!!って感覚が戻らないのよ。唾液も少ないからスープと一緒じゃないと飲み込めない。でも大丈夫!なれるよ。(中咽頭がん・男性)

・味覚障害が辛いですよね。何を食べても苦味と酸味のみで体重が12キロ減少しました。治療後1年ですが、まだ甘味を感じることができません。(中咽頭がん・男性)

・退院して2ヶ月たちますが、味覚は10が最高だとすると6。唾液は戻る気配すらありません。職業が調理師なので、かなりのハンデを背負うことになりました。命は助かったけど、もっと美味しいものを食べてから治療したかった。なってみてはじめてわかりました。あたり前だったことが当たり前じゃないことに。(舌がん・男性)

 

ご覧のように治療の影響は、放射線を当てる部位などにもよるでしょうが、人それぞれですね。

僕たちは、新しくなった身体の回復を信じて、馴れていくしかないようです。

1日も早く副作用の少ない治療が受けられる世の中になりますように。

 

今後の復帰予定

さて気になる復帰についてですが、

先ずは痛みのコントロールですね。現在は口の中の痛みで会話が辛い状態です。

ここがクリア出来れば、しっかり食事をして体重も戻せると思います。(味はしませんが泣)

そして今週が、抗がん剤の影響により白血球が一番下がる時期に当たります。感染症には特に気をつけなくてはいけません。

ですので、もう少し静養をさせていただきながら、体力の回復をはかり、少しづつ仕事を始めていこうと思います。

具体的には、LINEやフェイスブックなどでアナウンスいたします。

 

 

↑退院前日、首の火傷はここまで回復しました。口の中はまだまだかかりそうです。

 

それよりなによりも、また救っていただいたこの命。

どうやって燃やそうかアレコレ考えております。

 

それではみなさん 今度はワンズプレイスのサロンでお会いしましょう!!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

東京下町美容師。歴24年。 4年前に中咽頭がんに罹患。手術を経て現在経過観察中。 以来、がんの方、脱毛症の方をサポートする活動をしております。 生涯にわたってかかわれる美容師になる。髪を通じて笑顔になってもらいたい。そんな思いで日々過ごしております。